長谷川桜子の美活エクササイズ~ヨガ

ヨガの呼吸

鼻から吸って、鼻から吐く
4種類の呼吸でリラックスする

ヨガの呼吸の基本は、鼻で息を吸い、鼻から吐くことです。最近は、口で呼吸をする人が増えていますが、免疫系のバランスを悪くすることがわかっています。鼻から息を吸えば、空気中に含まれる雑菌やチリなどが、鼻毛や粘膜によって取り除かれます。鼻はフィルターとして、免疫系の一部を担っているのです。

ヨガの呼吸は、鼻で行うのが基本ですが、できれば舌を上あごにくっつけて呼吸をしたほうが、深い呼吸ができ、気が安定します。話をするときなどのように、舌が口のなかであちこち動くと、気が発散してしまいます。

時間をかけて息を吐く

吐く息を重視することも、大切です。息を吸っている時間の約2倍を、息を吐くことに費やすくらいの気持ちが必要です。
こうした基本を踏まえたうえで、ヨガでは次の4種類の呼吸を繰り返します。

ヨガの共通原則

すべてに共通する原則が次の4つです。
・息の出し入れは鼻で行う。
・入息1に対して出息2と、出す息を2倍程度長くする。
・なめらかにスムーズに行う。
・腹式呼吸と胸式呼吸の両方を使った完全呼吸。

1 静かな呼吸
吸気を許容呼吸量の40%くらい(おなかが少し膨らむ程度の腹式呼吸)を入れ、2倍くらいの長さでゆっくりと息を出します。
2 軽い呼吸
吸気を許容量の60%くらい(おなかが膨らんで、さらに胸にも少し息が入る)を入れ、2倍くらいの長さでゆっくりと息を出します。このとき静かな呼吸の腹式呼吸(40%)に加えて胸にも少し息を入れます。

ヨガの基本は呼吸法にある

ヨガの基本は呼吸法にあります。呼吸というすべての生き物が行っている、日常的な行為の質を上げることで、からだが変わり、心が変わるのです。

呼吸はからだや心の鏡

呼吸は、からだや心の状態を反映する鏡です。

たとえば、怒りを感じたときの呼吸を思い浮かべてください。不安で心臓がドキドキしているとき、身が縮むような恐怖を感じたとき、上司から叱られたとき、呼吸はどうなっているでしょう。浅くなっていないでしょうか。短くなっていないでしょうか。腰が痛いとき、頭が痛いとき、気分が悪いときなど、不快な症状のときも、浅く短い呼吸になっているのではないでしょうか。

逆に、気持ちがいいときには、深く長い呼吸になっているはずです。温泉につかると、だれもがバーッと息を吐きます。その深い呼吸が引き金となってからだが緩んでいき、思わず笑顔が出たり、生命力があふれ出てくるような気持ちになれます。

深く長い呼吸で快適な感覚を得る

気持ちがよくなると呼吸が深く長くなるなら、その逆もあります。イライラしているときに、深呼吸を何度か繰り返すと、イライラがおさまったり、痛みが軽減することもあります。からだと心をつなぐ自律神経は、基本的には自分の意思では操作できませんが、唯一、呼吸を変えることで、ある程度のコントロールが可能なのです。

ヨガでは、呼吸は酸素を入れて二酸化炭素を出すだけではなく、気のエネルギー(プラーナ)を全身に取り込むはたらきがあると考えられています。気は生命の基礎となるエネルギーです。

自然との一体感

気が不足すると、人は自然との調和が崩れて病気になり、逆に気がからだに満ちれば健康になり、"自然との一体感"という快適な感覚をもつことができるのです。

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